No.441L LADIES CYCLONE

1973年に共通するイメージを持つELECTRA(現在は生産中止)、EUROPA、CYCLONEが同時期に発売された。CYCLONEはその中で最もシンプルなモデルであり、その端正なプロポーションは現代に於いても完成されたバランスと讃えられている。当時のライニングはニットナイロンが主に使用されていた。The ClashのMick Jonesや、The PretendersのChrissie Hynde、Johnny Thundersが着用していたことでも有名なモデル。
CYCLONEのレディースバージョンは、現代に於いて最もポピュラーなレザージャケットの1つ。オリジナルのディティールはそのままに、現代の女性にフィットする細身の美しいカットを新規に採用。オリジナルに比べショルダーが狭くなり、スリーブのシェイプもルイスレザーズのディティールで、独自のカーブを残しつつ実用性のあるタイトなラインに設定。

No.551L LADIES DOMINATOR

1962年頃にラインナップに加えられたDOMINATORは、パンクスの代名詞的存在であるSid Viciousが着用していたことからも根強く支持されているモデル。左右のチェストに付くジッパーポケットが、シンプルなデザインの中に主張を与えている。また、フロントのスナップボタンベルトは、モーターサイクル乗車時にジッパーでタンクを傷つけないようにガードしてくれる。サイドにはバックルが配されているため、ウエストのサイズ調節が可能。

No.393L LADIES PLAINSMAN

PLAINSMANは1960年代初期の頃にLewis Leathersからリリース。そのデザインは有名なウエスタン映画「荒野の7人」「バージニアン」などから影響を受けたと言われる。フリンジジャケットは1960年代に流行のディティールとなり、1969年の映画「Easy Rider」によってまた新たにフリンジジャケットが再登場し人気を博す。
手作業によってカットされたフリンジはボディーのフロントからバックにかけて、そして袖のアウトシームに配されている。2つのジッパー付きポケットと内ポケットが配されている。